腰痛の症状と診断の分類

腰の症状別、腰痛の診断

腰痛の診断にはいくつかの分類方法があります。まず、わかりやすいのが「どのように始まったか?」で、ぎっくり腰のように突然始まる腰痛を「急性腰痛」それに対していつも痛みがあるものを「慢性腰痛」として分類します。ぎっくり腰に代表される急性腰痛症は、最初の激しい痛みが通り過ぎると姿勢に制限はあっても、そろそろと歩くことができたり、急性期の痛みは減退していく傾向があります。ですから、このような痛みの場合は、痛みが少し落ち着いた隙に受診するのが、患者の負担も少なくなって望ましいでしょう。

反対に、腰の痛みが次第にひどくなるような場合や、横になっても痛みが収まらないなどの場合は、炎症や細菌感染、腫瘍の可能性もあります。また、青あざなど出血の恐れがあるような場合や、下肢にむくみが出たり、しびれ、むくみ、麻痺のような症状がある、腹痛吐き気などの症状がある場合は、内蔵の疾患が直接の原因で起きている腰痛の可能性もあります。いずれの場合にも、早急な受診が望まれる自体ですから、このような傾向があるときは、救急車の依頼も必要であると考えます。

動いたり、歩いたりすると痛みやしびれがおこるが、じっとしているときはそうでもない。こんな場合は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が疑われます。高齢者の方々に多いですが、スポーツをしている若い人にも、運動がきっかけで起こることがあります。脊柱管狭窄症は、すべり症、という腰の病気とともに発生することがあるからです。

この場合は、慢性的な腰痛はあるものの、いつも痛いというわけではないので、ついつい我慢してしまったり、若い人の場合、通学や部活などの時間的な都合や、試合が近いなどの責任感からずるずると受診を控えてしまいがちです。腰の痛みはもしかしたら一生に関わる問題になるかもしれません。こんな場合は、極力時間を作ってでも受診しましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加