腰痛になった時に取るべき正しい寝方とは

うつ伏せは危険!急性腰痛症になった時に痛くない寝方を解説します

腰痛になった時、うつ伏せで寝るのは症状を悪化させる大きな要因になります。絶対に避けましょう。今回は、腰痛の際に、痛みが少ない寝方と、治療の側面にとって勧めるべき寝方について紹介していきます。

まず、うつ伏せが腰痛にとってよくない理由から説明します。うつ伏せで実際に寝てみるとわかると思いますが、うつ伏せになると、常時、腰を反らしたような状態になると思います。人間の体の神経は、主に背骨のまわりを通っています。特に腰の後ろにあるのは脊椎神経と言って、下半身や内装の神経を束ねている非常に重要な神経が通っている部分です。うつぶせで寝ると、この部分に腰椎という腰の骨盤があたり、神経を圧迫するようになります。これが腰痛の原因になっているのです。うつ伏せ寝は、この状態を何時間も続けることになり、腰痛をさらに悪化させる原因になるのです。

どうしてもうつ伏せにならないと眠れないという人も中にはいます。うつぶせが問題なのは、腰を反る行為を強制されるからです。そのため、寝具を工夫すれば、うつ伏せでも何とかなる場合があります。例えば、腹部の下にクッションなどを挟み、山なりの体勢でうつ伏せになれば、腰を反らせることなくうつ伏せになれます。これなら、比較的腰痛にとって悪影響を与えずに済みます。

とはいえ、やはり腰痛にとって一番回復を促す寝方は横向きです。仰向けになる寝方も実際にやってみれば分かるのですが、意外と腰に体重がかかり、苦しい体勢になりがちです。また、多くの人は、左か右かで楽な横向きがあると思います。筆者の場合は右向きなのですが、これは、自身の骨盤のバランスがあり、より安定する方を好んでいると言われています。また、横向きであっても、体の真ん中である腹部は、どうしても体重がかかり負担が増します。その場合もうつ伏せの時の対処法と同じように、クッションやタオルや座布団といった緩衝材を挟み、体にかかる圧力を分散させることが腰痛を悪化させないコツです。

ぎっくり腰などの急性腰痛の場合、正しい寝方を維持すれば、それだけで治ってしまうことがあります。そのため、しっかりと負担がかからない寝方をマスターして、迅速な対応を取ることが、腰痛の治療に一役買うのです。

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