枕と腰痛の関係

枕なしで寝ると腰痛が起こる!?枕と腰の意外な関係

「体に合わない枕は、正しい睡眠姿勢を崩すことになり、肩こり腰痛の原因になっている。」こんな衝撃的なレポートが発表されて話題となっています。

仰向けで眠るとき、背骨の延長と、首の作る角度は15度が理想ところが通常市販されている枕は、こうした「首の角度」を考慮されて作られていません。当然ながら、人の体格には個人差があり、理想的枕の高さは、各人で違っていて当たり前なのですが、これまでの日本の寝具には、そうした考えがありませんでした。試しに枕を使わずに仰向けに寝てみると、首がのけぞり顎が上がって、頭が後ろに反り返ってしまうことと思います。この状態で眠るのは、当然ながら、とても苦しいはずですし、また、首がのけぞっていることで、腰も反ってしまい、結果として腰痛を起こす原因になるのです。

こうした状態は、枕の高さを正しく調整するだけで簡単に改善することができます。多くの場合、市販の枕は高すぎたり、やわらかすぎたりして必要な高さを維持するのには足りません。頚椎を正しく維持するためには、ある程度の硬さと、首と頭の位置を正しい位置に保持する高さであることが大切です。近年の研究では、高すぎる枕を使うことは、頚椎と腰を痛める原因になることが分かっています。

ぴったり合う枕の高さは、枕をして仰向けになって、両腕を組んだ状態で、楽に寝返りを打てること、がひとつの目安となります。硬さは、柔らかすぎないほうがよく、「使い古した座布団の硬さ」が目安だそうです。自分に適した枕を作る簡単な方法として、このような、古座布団をたたんだものに、バスタオルや古毛布などを重ねて高さを調節し、枕にする方法があります。簡単ですが、こうしたやり方で調整をすると眠る姿勢が正しく保たれて腰痛が改善する効果があります。肩こりや腰痛がひどいときは、枕を調整してみると思わぬ効果があるかもしれません。

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